LaravelのEOLはいつ?バージョン別サポート終了日とアップグレードの目安

運用・保守・セキュリティ

結論から言うと、Laravelのサポート終了(EOL)日はバージョンごとに異なります。現行のLaravel 12はバグ修正サポートが2026年8月16日に終了間近で、最新のLaravel 13はバグ修正が2027年9月30日ごろまで、セキュリティ修正は2028年3月17日まで提供される見込みです。この記事では、バージョン別のEOL日を早見表で整理したうえで、サポートポリシーの仕組みと安全にアップグレードするための具体的な進め方を解説します。

Laravelバージョン別EOL早見表

まずは主要バージョンのリリース日・サポート終了日を一覧で確認しましょう(2026年7月時点の情報)。

バージョン リリース日 バグ修正終了 セキュリティ修正終了 対応PHP 現在の状態
Laravel 13 2026年3月17日 2027年9月30日ごろ 2028年3月17日 8.3〜8.5 最新版・フルサポート中
Laravel 12 2025年2月24日 2026年8月16日 2027年2月24日 8.2〜8.5 バグ修正はまもなく終了、セキュリティ修正は継続中
Laravel 11 2024年3月12日 2025年9月3日 2026年3月12日 8.2〜8.4 サポート終了済み(要アップグレード)
Laravel 10 2023年2月14日 2024年8月6日 2025年2月4日 8.1〜8.3 サポート終了済み
Laravel 9 2022年2月8日 2023年8月8日 2024年2月6日 8.0〜8.2 サポート終了済み

正確な最新情報はLaravel公式のリリースノートで確認することをおすすめします。特に2026年7月現在、Laravel 11は既にセキュリティ修正も終了しており、Laravel 12もバグ修正の終了が間近です。該当バージョンを使っているプロジェクトは早めにアップグレード計画を立てましょう。

Laravelのサポートポリシー

Laravelは通常、年に1回程度のペースでメジャーバージョンをリリースしています。Laravel 9以降は「LTS版」「通常版」の区分が廃止され、どのバージョンも一律でバグ修正は18ヶ月間、セキュリティ修正はリリースから2年間提供されるポリシーに統一されています。以前の「LTSは2年/3年、通常版は1年/6ヶ月」という区分はLaravel 8以前の古い情報なので、現在のバージョンには当てはまりません。

また、対応するPHPのバージョンもLaravelのバージョンごとに決まっています。例えばLaravel 12はPHP 8.2〜8.5、Laravel 13はPHP 8.3〜8.5が必須です。Laravel自体のEOLだけでなく、PHP本体のサポート期限もあわせて確認し、PHPのバージョンアップと計画を合わせるとスムーズです。自分の環境のPHPバージョンは、ターミナルで次のコマンドを実行すれば確認できます。

php -v

アップグレードの必要性

では、なぜLaravelのバージョンを最新のものにアップグレードすることが重要なのでしょうか?以下の理由があります。

セキュリティ

古いバージョンのLaravelを使い続けると、セキュリティ脆弱性が見つかっても修正されないリスクがあります。これらの脆弱性は、プロジェクトを攻撃に対して脆弱にし、データ漏洩や他の重大な問題を引き起こす可能性があります。

継続的な改善と新機能

最新バージョンのLaravelには、改善された機能や新機能が含まれています。これにより、開発効率が上がり、コードがより読みやすく、保守しやすくなります。

互換性

関連するライブラリや依存パッケージもアップデートされるため、古いLaravelバージョンのままだと互換性が保たれなくなる可能性があります。古いバージョンに固執することは、プロジェクトが技術的負債を抱えることにつながります。

アップグレード戦略

1. 現行バージョンの確認

まず、自分のプロジェクトがどのバージョンを使っているかを確認します。次のいずれかのコマンドで簡単に確認できます。

php artisan --version
composer show laravel/framework

2. アップグレードガイドの確認

Laravelは公式にバージョンごとのアップグレードガイドを提供しています。前もってガイドをよく読み、どの部分が変更されるかを確認しましょう。実際の作業手順やバックアップ、段階的デプロイの進め方については、Laravelバージョンアップデートの手順と注意点で詳しく解説しています。

3. 自動テストスイートの整備

コードのアップグレードにはリスクが伴います。それをミニマイズするために、テストスイートを充実させておくことが重要です。ユニットテストや機能テストを作成することで、変更によってミスが発生しないかどうかを確認できます。

4. 部分的なアップグレードを検討

プロジェクトが非常に大きい場合や、アップグレードが複雑な場合には、部分的にアップグレードを進めることも選択肢に入るでしょう。その際、段階ごとにテストを行い、確実に動作を確認する必要があります。

5. 本番環境へのデプロイ前にテストする

開発環境やステージング環境で十分なテストを行った後、本番環境にも同様のテストを繰り返します。

よくある質問

自分のプロジェクトのLaravelバージョンを確認する方法は?

プロジェクトのルートディレクトリで php artisan --version を実行するか、composer show laravel/framework を実行すると、現在使用しているLaravelのバージョンを確認できます。

Laravel 12はいつまで使えますか?

Laravel 12のバグ修正サポートは2026年8月16日に終了予定です。セキュリティ修正は2027年2月24日まで提供されますが、新機能や不具合修正が入らなくなるため、Laravel 13へのアップグレードを計画しておくことをおすすめします。

EOLを過ぎたバージョンを使い続けるとどうなりますか?

すぐに動かなくなるわけではありませんが、新たに見つかった脆弱性が修正されなくなるため、セキュリティリスクが年々高まります。また周辺パッケージも新しいLaravelバージョンを前提に更新されていくため、依存パッケージのアップデートができなくなり、技術的負債が蓄積しやすくなります。

最後に

Laravelのバージョン管理は、プロジェクトの成功に直結します。セキュリティを守り、コードを最新の状態に保ち続けるために、定期的なアップグレードが必要です。ここで解説したEOL早見表とアップグレード戦略を参考に、最適な道を選んでください。迅速かつ安全に新バージョンへの移行を行い、プロジェクトを持続的に成長させましょう。

レン (Wren)

こんにちは。レンです。

Laravelのコードの森に住んでいる、小さな案内役です。
ルーティングの枝やクラスの影を歩きながら、コードの流れや仕組みを眺めています。

このサイトでは、Laravelの基本から実装のコツまで、開発で役立つポイントを静かに整理しています。
難しいことを増やすのではなく、コードの見通しが少し良くなるヒントを届けるのが役目です。

「この処理はどこに書くのがいいのか」
「Laravelではどう考えると整理できるのか」

そんな疑問に、小さなメモを残すような気持ちで記事を書いています。

コードを書いている途中で迷ったとき、
このサイトが少し立ち止まって整理できる場所になればうれしいです。

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