view:clear — 事前コンパイルされた Blade ビューを削除するコマンド
artisan
概要
ビューキャッシュを一括削除
php artisan view:clear は storage/framework/views にあるすべてのコンパイル済みビューファイルを削除します。開発時のテンプレート変更を即時反映させたり、キャッシュが破損した際に使います。
- カテゴリ:artisan
- 掲載バージョン:Laravel 12・PHP 8.4
- 名前空間 / FQCN / コマンド:
php artisan view:clear
- 関連:
view:cache、view:compile、php artisan view:clear
- 変更履歴:Laravel 5.8 で追加。以降のバージョンでは仕様変更なし。
要点(TL;DR)
|
内容 |
| 何に使うか |
ビューキャッシュをすべて削除し、次リクエストで再コンパイルを強制する。 |
| 最低限の使い方 |
php artisan view:clear |
| よくある罠 |
1. クリア後は初リクエストでパフォーマンスが低下。 2. 本番で頻繁に実行するとログが膨張。 3. view:cache を使用していると、誤ってクリアするとキャッシュが無効化される。 |
構文 / シグネチャ
php artisan view:clear
| 引数 |
型 |
必須 |
既定値 |
説明 |
| 無し |
N/A |
なし |
N/A |
なし |
- 戻り値:なし(ターミナルにメッセージのみ出力)
- 例外/副作用:ビューファイルを完全に削除するため、次リクエストで再コンパイルが発生。
使用例
最小例
php artisan view:clear
実務例(CI/CD スクリプト)
# デプロイ後にビューファイルをリセット
git pull origin main
composer install --no-dev
php artisan view:clear
php artisan config:cache
php artisan route:cache
よくある落とし穴・注意
- パフォーマンス低下:クリア後は初リクエストでビューが再コンパイルされる。
- キャッシュ戦略との相性:
view:cache を使用している場合は、クリアするとキャッシュが無効化される。
- CI/CD での誤実行:本番環境で頻繁に実行すると、再コンパイルが多発しログが膨張する。
代替・関連APIとの比較
| コマンド |
目的 |
使いどころ |
選択基準 |
view:clear |
すべてのコンパイル済みビューを削除 |
テンプレート変更後、またはキャッシュ破損時 |
必要に応じて実行 |
view:cache |
すべてのビューを一括コンパイル |
本番でパフォーマンスを最適化 |
変更後に必ず実行 |
view:compile |
指定ビューをコンパイル |
特定ファイルだけ再コンパイル |
部分的に変更した際に使用 |
テスト例(Pest)
it('clears compiled view files', function () {
// 事前にダミーのビューファイルを作成
Storage::disk('local')->put('framework/views/dummy.php', '<?php echo "test"; ?>');
// コマンド実行
Artisan::call('view:clear');
// クリア後にファイルが無いことを確認
expect(Storage::disk('local')->exists('framework/views/dummy.php'))->toBeFalse();
});
トラブルシュート(エラー別)
| 症状 / エラー |
原因 |
対処 |
Permission denied |
ストレージフォルダの書き込み権限不足 |
chmod -R 775 storage または chown で権限を調整 |
No files found |
既にビューがクリア済み |
再度実行しても安全 |
参考リンク