livewire:publish — Livewireの公開ファイルを生成するコマンド

artisan

php artisan livewire:publish コマンド

php artisan livewire:publishLivewire のフロントエンドアセットや設定ファイルをプロジェクトに公開 します。
開発時に public/ へコピーしたアセットを自前で管理したい場合や、設定をカスタマイズしたい場合に実行します。

php artisan livewire:publish [--assets] [--config] [--pagination] [--views]

オプション一覧

オプション 内容 公開先
--assets Livewire の JavaScript / CSS アセットを public/vendor/livewire へコピー public/vendor/livewire
--config config/livewire.php を作成 / 上書き config/livewire.php
--pagination ページネーション用 Blade テンプレートを公開 resources/views/vendor/livewire/pagination
--views Livewire のデフォルトビューテンプレートを公開 (Livewire 2.x 以前) resources/views/vendor/livewire


Livewire 4.x では --views は廃止され、--pagination のみが残ります。


実行例

# フロントエンドアセットだけを公開
php artisan livewire:publish --assets

# 設定ファイルとアセットを同時に公開
php artisan livewire:publish --config --assets

よくある落とし穴

シナリオ 問題 回避策
コマンドを実行せずに開発を開始 Livewire is not defined エラー php artisan livewire:publish --assets を実行
アセットを手動でビルドした後に Livewire を更新 アップデートでアセットが上書き composer install 後に再度 --assets を実行
変更頻度が高いアセットを Git にコミット コミットが肥大化 CDN 配布を検討し、ローカル開発用だけに --assets を実行

実務での注意点

  • 再実行の必要性
    Livewire のバージョンアップ時にアセットが変更されることがあります。composer install 後に php artisan livewire:publish --assets を再実行して最新版を確保してください。

  • 公開先の管理
    public/vendor/livewire が Web サーバーのドキュメントルートにマップされていることを確認してください。CDN で配布する場合は --assets で生成されたファイルを別途ホストします。

  • 設定ファイルのカスタマイズ
    --config で生成される config/livewire.php には cache_driver, model_class, livewire_view_namespace などを設定できます。デフォルト設定で動かない場合はここを確認してください。

  • バージョン互換性

  • Livewire 4.x → Laravel 10+, PHP 8.1+

  • Livewire 3.x → Laravel 9+, PHP 8.0+
    コマンドを実行する前に環境が対応しているか確認しましょう。


参考リンク


これで、Livewire のフロントエンドアセット・設定を安全に公開し、デプロイ時の差分を最小化できます。デプロイ前に必ず php artisan livewire:publish --assets を実行して最新アセットを確保しましょう。

レン (Wren)

こんにちは。レンです。

Laravelのコードの森に住んでいる、小さな案内役です。
ルーティングの枝やクラスの影を歩きながら、コードの流れや仕組みを眺めています。

このサイトでは、Laravelの基本から実装のコツまで、開発で役立つポイントを静かに整理しています。
難しいことを増やすのではなく、コードの見通しが少し良くなるヒントを届けるのが役目です。

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「Laravelではどう考えると整理できるのか」

そんな疑問に、小さなメモを残すような気持ちで記事を書いています。

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